コンビニ強盗目撃者、逃走経路を携帯で「実況」(読売新聞)

 札幌北署は2日、札幌市北区新琴似7、無職虻川文久容疑者(44)を強盗容疑で現行犯逮捕した。

 発表では、虻川容疑者は同日午後11時25分頃、同区新琴似5の10の「セイコーマート新琴似5条店」に押し入り、カウンター内にいた女性店員(45)に果物ナイフを突きつけて「札を出せ」と脅し、レジにあった売上金9万5000円を奪った疑い。

 同店前の交差点で信号待ちしていた乗用車の助手席の男性(21)が、犯行を目撃。車を運転する友人の女性(21)に虻川容疑者を追うように指示し、携帯電話から110番して、同容疑者の逃走経路などを“実況中継”した。

 同容疑者は、約10分後に現場から約500メートル離れた路上で、駆けつけた同署員に取り押さえられた。

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 「危うく殺されるところだったんだ…」

 木嶋佳苗容疑者(35)が昨年9月25日に詐欺容疑で逮捕されるまで木嶋容疑者と同居していた男性(46)は当時を振り返り、こうこぼした。

  [表で見る]木嶋佳苗容疑者と死亡した男性たちとの関係

 殺人容疑での逮捕までに、6回にわたり詐欺や詐欺未遂などの容疑で逮捕されてきた木嶋容疑者。詐欺行為はいずれも結婚を“エサ”にしたものだ。

 どうやって男性らの心をつかんできたのか。

 男性と木嶋容疑者の出会いはインターネットの結婚相手紹介サイトだった。昨年8月末、木嶋容疑者の紹介ページを見た男性はメールを送ったところ、9月15日に木嶋容疑者から返信があったという。

 「メールありがとうございます」というあいさつとともに「ホームページを見てください」という一言。促されるままにのぞいた「かなえキッチン」というブログは、高級料理店で食事をしたり、料理学校で習った料理を自ら作ったりした話など、華やかで女性らしさがあふれる記述で埋まっていた。

 男性が「真剣なお付き合いができますか」とメールを送ると、すぐに「私も真剣です」。翌16日、男性が招かれたのは木嶋容疑者の自宅である東京・池袋にある高級マンションだった。初めて木嶋容疑者と対面した男性が「真剣に結婚を考えている」と告白すると、木嶋容疑者は「子供が欲しい。お菓子教室を開きたい」と将来の夢を熱く語り始めたという。

 「お菓子教室を開こうと思ったんだけど、うまくいかず借金ができたの。今住んでいる(池袋の)家も出ないといけないし」

 木嶋容疑者が男性に、こんな言葉で金の無心をしたのは、しばらく2人で話し込んだ後のことだった。

 「本当に困っているようだった」。同情し、自分の家に来るよう告げた男性は同17日に木嶋容疑者宅を再訪。引っ越しを手伝い、木嶋容疑者に求められるまま250万円を振り込んだ。

 まもなく男性宅に引っ越した木嶋容疑者は炊事、洗濯、掃除とかいがいしく働いた。「決してきれいではないが詐欺をやるようにも見えない」。男性は、さらに計200万円を木嶋容疑者に渡したという。

 「よくできている」と一連の手口を評するのは、結婚詐欺の研究を続ける大阪商業大学の谷岡一郎教授(社会学)だ。

 通常、結婚詐欺は女性がだまされるケースの方が多いが、一定の年齢を過ぎると、男性がだまされるケースも急増するという。「結婚歴のない独身男性は40歳を過ぎると老後を考え始め、焦りを感じるようになる」と谷岡教授。木嶋容疑者は、そんな男性を巧みに引き込んでいった。

 婚活サイトで自分に興味を持った男性に、アピールポイントを盛り込んだ自分のブログを見るよう促す“二段構え”で狙いを絞り込み、会ったその日に結婚話を持ち出す。谷岡教授は「最初に狙いを絞っているからルックスやスタイルは問題ではない。好意を持った女性が『結婚したい』と言ったら『信じる』というより『信じたい』

 だが、同居生活はすぐに終わりを迎えた。

 9月21日午後8時ごろ、千葉県警の捜査員が男性宅を訪れた。男性は警察署に連れて行かれ、そこで衝撃的な言葉を聞いた。「彼女は昏睡強盗をしているかもしれない」。さらに25日昼。今度は埼玉県警の捜査員が男性宅に姿を見せ、木嶋容疑者に任意同行を求めた。「大丈夫だから」と告げた木嶋容疑者はその夕方、詐欺容疑で逮捕された。家の火災報知機が外されていることに気が付いたのはその2日後。「(木嶋容疑者に)外されたということですね」

 逮捕から1週間。弁護士を通じ木嶋容疑者から手紙が来た。「私のことで(男性が)調べにあってすまないと思っています。今は心の支えになっています」

 “結婚の呪縛(じゅばく)”が解けた今、男性は手紙について問われると、こう吐き捨てるように言った。「何を言っているんだか…」

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