近所住民「まさか…」 堺の1歳児死亡、また虐待か(産経新聞)

 また虐待なのか−。堺市堺区で14日、自宅から救急搬送された1歳6カ月の男児が死亡し、額のあざなど激しい虐待が疑われる跡が見つかった。救急隊が到着したときにはすでに手足が冷たく、心肺停止の状態だった。13日に通告を受けていた市子ども相談所は急遽(きゅうきょ)記者会見を開き、「対応は適切だった」と釈明。近所の住民は「一体どうして」と驚きをみせた。

 現場一帯は一戸建ての住宅やマンションが立ち並ぶ静かな住宅地。救急隊が玄関のインターホンを鳴らすと、母親(21)は男児を抱いて現れたが、すでに手遅れの状態だったという。

 母子が暮らしているマンション1階に入居する塗料販売会社の男性従業員は、「午前6時すぎごろ、救急車のサイレンが聞こえた。お年寄りの急病かと思ったが、まさか赤ちゃんだったとは。泣き声などは聞いていない」。

 2階の主婦(62)は「(母子は)昨年暮れか今年初めごろに入居してきた。あまり赤ちゃんの泣き声を聞かなかったので、何があったのか全く分からない」と困惑していた。

 一方、同相談所は会見で、男児が母親に連れられて松原市の病院を受診した際、両目の周りにあざができていたり、頭部に打撲痕が見つかったりしたことを明らかにした。相談所は虐待の可能性を認識していたが、13日の会議で緊急性はないと判断し、即時の保護を見送ったという。

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